潰瘍性大腸炎のカイロプラクターのブログ

主に潰瘍性大腸炎の事、健康の事、カイロプラクティックの事を書いています。

睡眠について2

今回は引き続き睡眠について書かせて頂きます。睡眠の質を上げるには、どうすれば良いかを書かせて頂きます。


体内にはサーカディアンリズム(概日リズム)というものがあります。このおかげで人間は朝目が覚めて、夜眠くなります。このサーカディアンリズムは24時間11分で1日1日更新していきます。しかし地球の自転は24時間で回っており、10日で1時間、3ヵ月で半日近くリズムが乱れてしまうことになります。


では、どのようにしてズレを修正しているかというと、太陽の光です。朝起きて日の光を浴びると、サーカディアンリズムがリセットされ、約15時間後に眠気がを促すメラトニンというホルモンが分泌されます。太陽の光を浴びることで毎日、体のリズムと地球のリズムがリセットされ、毎日朝起きて、夜眠くなります。なので毎朝太陽の光を5分程度でも浴びることをお勧めします。(曇りや雨でもOK)


次に睡眠時間です。アメリカの研究では、睡眠時間7時間の人たちと比べて、3時間半~4時間半の人たちと、8時間半の人たちは脂肪率が15%高かったという結果が出ていますので、睡眠時間は7時間前後で取れるようにしましょう。


次に光についてです。部屋の光はオレンジなどの暖色系の間接照明にすると眠気を妨げずに済み、スマホの光はブルーライトでメラトニンを抑制するほどの強い光なので、寝る1時間前くらいはスマホ使用はできるだけ控えましょう。


最後に入浴です。入浴は就寝の1~2時間前に入浴し、ぬるめのお湯に10分ほど浸かれば、体温が上昇し、お風呂から上がると体温が下がり、自然と眠気が来ます。ただしお風呂の光が強かったり、お湯が熱すぎると興奮してしまい、逆に寝つきが悪くなるので注意しましょう。