潰瘍性大腸炎のカイロプラクターのブログ

主に潰瘍性大腸炎の事、健康の事、カイロプラクティックの事を書いています。

姿勢について3(腰痛になりやすい姿勢)

今回も引き続き姿勢について書かせていただきます。


今回は腰痛になりやすい姿勢について書かせていただきます。
腰痛は様々な要因で起こり得ます。腎臓や生殖器などによる内臓の影響、
循環器による影響、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛などによる神経の圧迫による影響、
脊髄の圧迫による影響様々な事が原因となり起こり得ます。
その中で今回は、姿勢による筋肉のバランスが原因で起こった腰痛についてお話させていただきます。
広く捉えていくと姿勢により、内臓の圧迫が持続的に起こったり、
椎間板や骨に持続的な圧力が起こり、
将来的に何かしらの影響が起こり得る可能性もありますが、今回は姿勢と筋肉の関係だけに留めさせていただきます。


下の図をご覧ください。


これはローワークロスシンドロームというもので、腰の筋肉と股関節を前に曲げる筋肉(屈筋)が過剰に働きやすく、腹筋と臀部の筋肉が弱くなりやすいと言うものです。


そうなると当然筋肉のバランスが崩れ、使いやすい方ばかりに負担が来て最終的に痛みという信号を出してしまいます。


その一つの特徴が骨盤前傾姿勢です。いわゆる反り腰とも言われるもので、腹筋が弱くなってしまうからどんどん弛緩してしまい骨盤が前に倒れてしまいます。


一つの特徴として産後の女性や帝王切開された女性が骨盤前傾姿勢になりやすい特徴があります。


というのも出産により骨盤を固めている靱帯が緩くなってしまい腹筋や腰の筋肉で支えるべきなのですが、腹筋を使う習慣がなかったりすると腰だけで支えてしまい結果的に腰の筋肉が縮こまり腰が反ってしまうのです。


反り腰かどうかのチェックとして壁に背中をつけて立ち腰に手を入れたら抵抗感なく手が入ったら反り腰になっている可能性が高いです。