ダイエット1(消費カロリー)
健康の為に、病気の為に、美容の為になどなど様々な理由でダイエットされている方は多いと思います。
今回はそんなダイエットの基本についてご紹介します。
まず簡単に言うとダイエットというのは
消費カロリー>摂取カロリーです。
これさえ守れれば痩せれます。
「これを食べれば痩せる。」とか「これを飲めば痩せる。」なんていうのは幾多も存在しますがその前に消費カロリー>摂取カロリーを守らなければ、痩せる事は出来ません。
ではどうやって消費カロリーを調べていけばよいでしょうか?
消費カロリーには基礎代謝量、活動代謝量、特意動作的作用の3つの和が消費カロリーになります。
まず基礎代謝量というのは生きるために最低限必要なエネルギーの事です。男性では大体1200~1500kcal、女性では1000~1200kcal大体の目安です。
計算方法としては体重×基礎代謝基準値=基礎代謝量になります。
こちらの表は厚生労働省で出されている年齢別の大まかな数値になるのでご参考下さい。
続いて活動代謝量です。活動代謝量は運動によるものと、家事などの日常生活活動が該当する非運動性身体活動によるものの、大きく2つにわけることができます。
活動代謝量は、体を活発に動かすほどその量が増加します。
上の図は厚生労働省で出されている日常生活活動による動作基準になります。
基礎代謝量×身体活動レベル=おおよその消費カロリーになります。
それに運動による活動代謝量では、ウォーキングやマラソンでの活動代謝量の消費カロリー計算方法は体重×距離=消費カロリーになります。
そして特異動的作用です。食事を摂ると体内に吸収された栄養素が分解され、その一部が体熱となって消費されます。このため食事をした後は、安静にしていても代謝量が増えます。これを特異動的作用といいます。
どれくらいエネルギーを消費するかは栄養素の種類によって異なります。タンパク質のみを摂取したときは摂取エネルギーの約30%、糖質のみの場合は約6%、脂質のみの場合は約4%で、通常の食事はこれらの混合なので約10%程度になります。食事をした後、身体が暖かくなるのはこの特異動的作用によるものです。
基礎代謝量×活動代謝量+特異動的作用=消費カロリーになります。
これが消費カロリーの全容になります。
ちなみに脂肪1kg落とすのに必要なカロリーはおよそ7200kcalになります。消費カロリーを考えるととても1日で落とせる量じゃありませんね…
じゃあ何が減っているのかというと脂肪もですが、筋肉や水分なども落ちているのでそういった複合したものが落ちたことになります。
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