潰瘍性大腸炎のカイロプラクターのブログ

主に潰瘍性大腸炎の事、健康の事、カイロプラクティックの事を書いています。

食事について2

今回は食事の消化方法について書かせていただきます。
食べ物は口の中から肛門まで通って進みます。


消化管は食道→胃→十二指腸→小腸→大腸→直腸→肛門という順番で続いています。
まず消化の始まりの口腔からいきます。


よく食事は良く噛んで食べましょうと言われます。ではなぜ良く噛まなければいけないのでしょうか?今回はそう言ったことを書かせていただきます。


口の中には唾液腺という唾液が分泌されるものがあります。この唾液にはアミラーゼという消化酵素が含まれ、この酵素の働きで多糖類(デンプン)という糖質が、二糖類(麦芽糖)という糖質に分解されます。これが消化の始まりです。
yまた、唾液の働きには食物を柔らかく、かみ砕きやすくするための水分を与えたり、口腔内の殺菌・抗菌作用、口腔内の酸性状態を中和させる。口腔内の乾燥を防ぎ保湿する。など色々な役割があります。
なので食事は良く噛むことで糖質が細かく分解されることと、食物が唾液に絡みやすくなり消化しやすいように手助けすることが出来るので、食事は「よく噛みましょう。」と言われます。