食事について3(潰瘍性大腸炎になった場合)
今回は潰瘍性大腸炎に実際になってしまったら、どういった食事が良いのかご紹介したいと思います。
潰瘍性大腸炎には症状が全くない期間(寛解期)と、下痢や腹痛、下血が出る期間(増悪期)があります。基本的には寛解期には食事は何を食べても問題ありません。とは言ってもどういったことをしてはいけないというものが何点かありますのでご紹介します。
1,暴飲暴食はしない;分かりきったことですが暴飲暴食は、胃腸などの消化器に、多大な負荷をかけることになります。なのでバランスの良い(いわゆる1汁3采)食事を心がけましょう。
2,辛い香辛料は摂り過ぎない;香辛料の中には整腸作用や消化の促進するものも中にはありますが、摂りすぎると過剰に働いてしまい、そうなると消化や吸収をしっかりと行う前に排出してしまうこともあるので摂り過ぎないようにしましょう。
下痢になりやすい香辛料として、マスタード、ニンニク、タバスコ、七味唐辛子などがあるので食べるときは程々にしましょう。
3,アルコールは少量で、コーヒーは薄いものOK。カフェインを多く含むものはなるべく控える;アルコールは、消化管に直接障害を起こすほかに、粘膜の血流や消化液などに影響を与え、間接的にも障害を起こしますので少量にしましょう。
カフェインの摂りすぎは下痢を招く作用もあるのでコーヒーは飲み過ぎないようにしましょう。
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